第29回来日公演
「動物農場」
"Animal Farm"
あらすじ
ジョーンズの“荘園農場”に飼われている動物たちは、自分たちを酷使する主人にずっと反感を抱いていた。年寄り豚のメージャー爺さんが反乱の口火を切る。
“人間とは労せず、消費のみする輩だ”ときめつけ、夢で聞いた“暴虐人間の破滅のときが、やがてくるのだ…”という歌を聞かせる。 動物たちは歌に熱狂し人間撲滅、動物団結の狼煙をあげる。リーダー格の若い雄豚スノーボールとナポレオンが他の動物を団結させ、農夫ジョーンズを追い出し、その名も“動物農場”と改め、“二本脚で歩く者はすべて敵である”に始まる7つの戒律を掲げ、動物の自治権を確立する。言葉巧みなリーダーシップをもつスノーボールに対し、策略で他の動物を自分の同盟にしてしまうナポレオンとの争いが、この“動物農場”に亀裂を生み始める。水車建設を巡って、ナポレオンは巧みにスノーボールを陥れ、独裁者の地位を獲得し、彼に反逆する者は飼いならした犬を使い、容赦なく処刑する。こうして権力者となったナポレオンの策略と腐敗により動物たちの夢見た輝かしい未来はあらぬ方向へと暗転していく……………。
痛ましき反乱
“すべての動物は平等である。しかし、ある動物は、ほかのものよりも、
もっと平等である。”
―革命初期の七つの信条は最後にはこの一条に集約された―
偽りの“夢”に躍らされる様々な動物たち、言葉を巧みに操り動物たちを
懐柔していく権力者。
“動物農場”はいつの世にもある“大衆と権力者の根源的な縮図”を写し出す。
ダンス、音楽 想像力を楽しませるコスチュームなどが織り成す、
一種の魔法ともいえる雰囲気を醸し出してくれた。
いつもながらバリー・ゴールドマンに脱帽!
空想の世界から香る魔法の魅力を秘めたまま、物語を見事に舞台化してくれたのだから。
Schwäbische Zeitung
インターナショナル・シアター
カンパニー・ロンドン
(ITCL)
ロンドンを拠点に、世界で公演ツアーを行い、独特な演出で世界中の観客を魅了しているインターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドン(以下ITCL)。今年、11月に29回目の来日公演が実現します。
今回は、シェイクスピア作品の中でも人気・知名度の高い「動物農場」を原語上演。長年に渡る海外での英国文学作品普及に追力した功績に対して、英国王室より勲章を受賞したポール・ステッピングが脚本と演出を務めます。
日本で行われる数少ない原語公演(英語)。日本にいながら、一流の海外演劇を鑑賞できる貴重な機会。原語上演だからこそ味わえる、シェイクスピアの持つ言葉のリズムや雰囲気をご堪能ください。
キャスト CAST
東京公演
星陵会館(TEL: 03-3581-5650)
11月13日 火曜 6:30 pm 開演・5:30 pm 開場
(東京メトロ赤坂見附、永田町、国会議事堂前より徒歩5分)
Pコード: 380-864
武蔵野公会堂(TEL: 0422-46-5121)
11月16日 金曜 6:30 pm 開演・6:00 pm 開場
(中央線・井の頭線「吉祥寺駅」南口・公園口より徒歩3分)
Pコード: 380-865
京都公演
京都教育文化センター(TEL: 075-771-4221)
11月07日 水曜 7:15 pm 開演・6:45 pm 開場
(京阪電車「丸太町駅」より徒歩3分)
Pコード: 380-891
※ぴあ、ファミリーマート、サンクス・サークルK
TEL: 0570-02-9999
全国統一受付ダイヤル(公演特定可能)
TEL: 0570-02-9988(オペレーター対応電話)
全国統一演劇専用ダイヤル
http://t.pia.co.jp/